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ストレスと不妊の関係

ストレスによる不妊のメカニズム

ストレスにより不妊になる

赤ちゃんを授かりたいと不妊治療に取り組んでいるのになかなか妊娠できず月日が経って、ストレスを感じていらっしゃる方はとても多いと思います。
妊娠には年齢的なタイムリミットもあるので、焦りを感じることが多く、周囲の同年代の女性が妊娠したり赤ちゃんを連れているのを見るだけでもストレスになり、さらには妊娠できない自分を責めて自己嫌悪に陥る方もいらっしゃいます。

そのような悩みやストレスは無理もないことです。しかし、この不妊の悩みによるストレスそのものが妊娠の妨げになっている可能性もあります。
お医者さまから、リラックスすることの大切さをお聞きになっている方もあるかと思います。ここでは、ストレスと不妊の関係について考えてみたいと思います。

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まず、ストレスを感じている時の脳の働きから不妊との関係をみてみましょう。
嫌なことや受け入れたくないような事柄が起きたり、それが続いたりすると脳に刺激が伝わります。脳の「本能」を司る部分はこれを排除したいのですが、「理性」を司る部分はまずこれを押さえ込もうとします。
脳の二つの働きの間で葛藤が起き、これがストレスになるのです。
脳はこの緊張状態、非常事態に対して臨戦態勢になり、脳内の視床下部という場所から下垂体という場所に副腎皮質ホルモンを出すようにという指令が出ます。この指令は自律神経にも影響を与えます。

次に、下垂体は副腎に副腎皮質ホルモンを出して臨戦態勢になるよう命じます。副腎はコルチゾールというホルモンを出します。そして、血糖値を上げて緊張状態を保ちますが、この状態が続くとコルチゾールは脳の神経細胞の活動を抑える働きもするので、その影響から免疫力が落ちたりもします。
そして、視床下部は下垂体に副腎皮質ホルモンだけでなく、生殖に関する女性ホルモンを出すことも命ずる役割があります。
しかしなんらかのストレスがあると、脳は生殖に関するホルモンを出す指令を後回しにしてしまうのです。
ストレスは生命の危険に及ぶ可能性があり、生殖よりも優先されるからです。
このため、ストレスが続くと生理不順が起きたり、排卵障害や着床障害が起きたりして妊娠の妨げになるのです。

このように人の心と体は相互に密接な関係にあります。